霧島火山群のほぼ中央に位置する新燃岳では,2018年3月1日に約5か月ぶりに噴火活動が開始し,3月6日からは断続的な爆発的噴火とともに,火口内で溶岩流出も発生した.パンケーキ状の溶岩ドームは3月9日には北西側火口縁に達するまで成長し(写真手前),その後も複数回の爆発的噴火が起こり,3月10日の噴火では大きな噴石が火口から約1.8kmの地点にまで飛散し,3月25日と4月5日の爆発的噴火では噴石とともに,ごく小規模な火砕密度流が火口縁から400m程度流下した.新燃岳では5月14日にも宮崎県の太平洋岸にまで降灰をもたらす噴火が発生しており,さらに4月19日と26日には北西へ約5km離れた硫黄山でごく小規模な噴火が起こるなど,霧島火山群では火山活動が活発な状況となっている.写真中央奥には,尖った山頂をもつ高千穂峰火山と,その右側に大正時代まで頻繁に活動した御鉢火口が見える.朝日新聞社の協力により撮影.
(写真・説明:宮縁育夫 2018年3月9日撮影)
古地図・空中写真の解析による安政東海地震前後の
富士川下流域の地形変化と蒲原地震山
Journal of Geography (Chigaku Zasshi), 2018, 127(3), 305.
DOI:10.5026/jgeography.127.305
Journal of Geography (Chigaku Zasshi), 2018, 127(3), 325.
DOI:10.5026/jgeography.127.325
Journal of Geography (Chigaku Zasshi), 2018, 127(3), 343.
DOI:10.5026/jgeography.127.343
Journal of Geography (Chigaku Zasshi), 2018, 127(3), 357.
DOI:10.5026/jgeography.127.357
小特集「地球科学からみた利根川下流域の液状化(続)
─これからの液状化研究に向けて─」巻頭言
Journal of Geography (Chigaku Zasshi), 2018, 127(3), 359.
DOI:10.5026/jgeography.127.359
2011 年東北地方太平洋沖地震による液状化層の
ボーリングおよびトレンチ調査の結果(論説)
Journal of Geography (Chigaku Zasshi), 2018, 127(3), 361.
DOI:10.5026/jgeography.127.361
沖積低地における液状化層トレンチ調査法の提案とその手順(寄書)
Journal of Geography (Chigaku Zasshi), 2018, 127(3), 391.
DOI:10.5026/jgeography.127.391
液状化リスク評価のための液状化被害と地形との関係性
─利根川中下流域・東京湾岸地域の被害を対象に─(寄書)
Journal of Geography (Chigaku Zasshi), 2018, 127(3), 409.
DOI:10.5026/jgeography.127.409
Journal of Geography (Chigaku Zasshi), 2018, 127(3), 423.
DOI:10.5026/jgeography.127.423