台風22号の通過後に冬型の気圧配置が強まり,近畿・東京地方では木枯らし1号が発表された.長野県北部にも季節風に伴う雪雲が侵入し,根子岳中腹から山頂では弱い降雪と霧氷が発生した.霧氷は短時間で広範囲の樹木に付着するため,低地から見上げると山頂が冠雪したと誤認されることもある.雪雲は背が低く,上空には青空が時折現れ,一方で上田盆地周辺は紅葉が見ごろだ.晩秋は中部山岳域北部の山々が彩を豊かにする季節である.
(写真・解説:上野健一 2017年10月30日撮影)
Journal of Geography (Chigaku Zasshi), 2019, 128(1), 1.
DOI:10.5026/jgeography.128.1
Journal of Geography (Chigaku Zasshi), 2019, 128(1), 5.
DOI:10.5026/jgeography.128.5
Journal of Geography (Chigaku Zasshi), 2019, 128(1), 9.
DOI:10.5026/jgeography.128.9
長野県における1979~2015年の夏季降水量の経年変化の標高依存性(短報)
Journal of Geography (Chigaku Zasshi), 2019, 128(1), 21.
DOI:10.5026/jgeography.128.21
暖候期の中部山岳における総観規模擾乱に応じた降水分布と衛星降水量の比較(論説)
Journal of Geography (Chigaku Zasshi), 2019, 128(1), 31.
DOI:10.5026/jgeography.128.31
年輪を用いた南アルプスにおける1774年以降の夏期気温の復元(短報)
Journal of Geography (Chigaku Zasshi), 2019, 128(1), 49.
DOI:10.5026/jgeography.128.49
乗鞍高原における積雪融解プロセスの経年変動および再現と将来予測
─熱収支モデルと融解モデルを用いた検討─(論説)
Journal of Geography (Chigaku Zasshi), 2019, 128(1), 61.
DOI:10.5026/jgeography.128.61
立山黒部アルペンルートにおける積雪観測と
異なる水平解像度の非静力学地域気候モデル(NHRCM)を用いた
積雪再現実験の比較(論説)
Journal of Geography (Chigaku Zasshi), 2019, 128(1), 77.
DOI:10.5026/jgeography.128.77
定点カメラ観測ネットワークによる
高山帯の消雪と植生フェノロジーのモニタリング(総説)
Journal of Geography (Chigaku Zasshi), 2019, 128(1), 93.
DOI:10.5026/jgeography.128.93
Journal of Geography (Chigaku Zasshi), 2019, 128(1), 105.
DOI:10.5026/jgeography.128.105
Journal of Geography (Chigaku Zasshi), 2019, 128(1), 115.
DOI:10.5026/jgeography.128.115
山地森林の炭素循環と生態系機能の環境応答に関する長期・複合的研究の展望(総説)
Journal of Geography (Chigaku Zasshi), 2019, 128(1), 129.
DOI:10.5026/jgeography.128.129
Journal of Geography (Chigaku Zasshi), 2019, 128(1), 147.
DOI:10.5026/jgeography.128.147