貴州省には広範囲にカルスト台地が分布する.「万峰林」は貴州省南西部に位置する,比高200m前後の円錐カルスト群である.峰々が無数に林立することから「万峰林」と命名されたものであり,“峰の林”と呼ぶにふさわしい景観を呈している.周辺一帯はいずれも三畳紀の石灰岩からなる.この地区を支配する地質構造は,北西–南東方向(平野の方向)で,平野部はカルスト台地が地構状に落ち込んだ地域であり,それに斜交するような断層もみられる.平野には,各所に同心円状に水田が広がり,典型的な皿状ドリーネが各所に分布する.成因は不明であるが,同心円状に整形されていることから溶食ドリーネと思われる.
(写真・解説:中家惠二 2013年8月9日撮影)
37年ぶりの大渇水
─小笠原諸島父島における2016~2017年の少雨について─
Journal of Geography (Chigaku Zasshi), 2018, 127(1), 1.
DOI:10.5026/jgeography.127.1
九州中部天草・御船地域の白亜系砂岩と砕屑性ジルコンU‒Pb 年代
─白亜紀日本の前弧盆地砕屑岩とその後背地─
Journal of Geography (Chigaku Zasshi), 2018, 127(1), 21.
DOI:10.5026/jgeography.127.21
東京特別区居住者の社会‒空間パターン変化(1965~1980)
Journal of Geography (Chigaku Zasshi), 2018, 127(1), 53.
DOI:10.5026/jgeography.127.53
Journal of Geography (Chigaku Zasshi), 2018, 127(1), 73.
DOI:10.5026/jgeography.127.73 J. Geogr.:Vol. 128 (2019) No. 6 p.959
Journal of Geography (Chigaku Zasshi), 2018, 127(1), 89.
DOI:10.5026/jgeography.127.89
訂正:温泉観光地における受給接合と情報流通の再編─群馬県草津温泉における宿泊業のインターネット利用の分析から─ [地学雑誌 Vol. 126 (2017) , No. 5, p.595-615]
Journal of Geography (Chigaku Zasshi), 2018, 127(1), 101.
DOI:10.5026/jgeography.127.101